プロフィール
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ひつじ先生プロファイル: 1984年9月19日
0型/おとめ座 左利き 188cm 北フランスリール出身 né à Lille ひつじ Mouton Ghislain ムートン ジスラン [資格]
2006年リール第三大学日本語学科学士
2007年リール第三大学院Master1日本語学科日本文学専攻修士
2011年琉球大学院人文社会科学研究科言語コミュニケーション専攻修士 2013年フランス国民教育省認定フランス語資格試験DELF/DALF面接試験管
[主な経歴]
2004〜2005年:山梨県レストランロックで修業(ウエイター)
2008〜現在:大好きな沖縄でフランス語教師を務める(フランス語レッスン、翻訳、通訳、留学サポートなど) 2012~現在:沖縄国際大学、フランス語非常勤講師 2015~現在:琉球大学、フランス語非常勤講師
[趣味]
1989〜1991:水泳
1991〜2001:柔道
2001〜2008:バスケ
2008〜2013:社交ダンス
2013〜現在:バスケ、マラソン
[好きなもの]
飲み物:ワイン、ラム酒とベルギービール
食べ物:carré d'agneau, steak frites, pâté de campagne
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2014年10月07日

「ハーフ」のフランス語、第2言語習得:私の〜

フランス語を習得する(覚える)際、
様々な習得段階があります。キラキラ 

第1言語(母語)として習得する時と
第2言語として覚える時の習得のプロセスが
異なるとも言えます。

例えば、子どもの場合(第1言語習得の場合)、
「何々が欲しい!」は:"Je veux ça !"と言い、
配慮が含まれていない、現在形レベルの文章になります。
その一方、大人の場合(第2外国語習得の場合)、
「何々が欲しいのですが...」は : "Je voudrais ça s'il vous plaît."といい、
丁寧な聞き方、配慮の含まれている、条件法レベルの文章になります。

短い方("Je veux ça !")が覚えやすいだろうけど、
大人なら、配慮と気遣い(丁寧さ)が重視されるため、
仕方なく、長い方から覚えないといけません。

習得段階と順番のまとめ:
大人(第2言語学習者)の場合:
1. "Je voudrais ça s'il vous plaît."のような丁寧なパターンを覚えてから...
2. "Je veux ça !"のようなストレートなパターンを覚えます。
その一方、子ども(母語習得)の場合:
1. "Je veux ça !"を散々使ってから...
2. 6-7歳になって、初めて「気遣い」を覚えるとともに、
"Je voudrais ça s'il vous plaît."が使用できるようになります。キラキラ 

「丁寧さ」だけでなく、
「所有形容詞」の「私の〜/君の〜」の習得も同じです。キラキラ 

大人の第2言語学習者なら、
「これは私のぺんだ。」:"C'est mon stylo."から覚えられますね。
しかし、ハーフ(日仏)の子ども(4−5歳)の場合は、
「これはそらのペンだ。*」の影響によって、フランス語は:
"C'est le stylo de Solaa."、または
"C'est le stylo de moi."のような中間言語になるケースが
多く見られます。
*(主語は人の名前と入れ替えられる日本語の特徴の影響)

あくまでも仮説なのですが、
ハーフ(日仏)の子どもの頭の中では以下のような段階で
「所有形容詞」を習得すると言えるのではないかと思います。
1."C'est le stylo de Solaa." (This is Solaa's pen.) 3-4歳
2."C'est le stylo de moi. " (This is the pen of me.) 4歳:中間言語
3."C'est mon stylo." (This is my pen.) 6歳〜使用できる

ピース

以上

第2言語習得について考えすぎているひつじパパでした。
ニコニコ

Bonne nuit à tous.

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